『Final Fantasy Tactics: The Ivalice Chronicles』は、1997年に発売された『Final Fantasy Tactics』のリメイク作品です。開発には、オリジナルのスタッフである松野泰己氏や前広和人氏が再び参加しており、オリジナルの魅力を継承しつつ、現代の技術で再構築されています。
fftリメイクの主な特徴
こちらではfftリメイクの特徴をお伝えしますね。
1. ゲームモードの選択
本作には、「クラシックモード」と「エンハンスドモード」の2つのプレイモードが用意されています。クラシックモードでは、オリジナルのゲームプレイを忠実に再現しており、エンハンスドモードでは、以下のような新機能が追加されています。
- フルボイス対応:登場キャラクターのセリフがすべて音声で再生され、物語への没入感が向上しています。
- 新UI:ユーザーインターフェースが刷新され、操作性が向上しています。特にPC版では、マウスとキーボードでの操作が快適に行えるよう調整されています 。
- 難易度設定:新たに「Squire」難易度が追加され、初心者でもプレイしやすくなっています。
2. グラフィックと音楽
グラフィックは、オリジナルのピクセルアートをベースに、現代のディスプレイに適した解像度で再構築されています。これにより、懐かしさと新しさが融合したビジュアルが実現されています。
音楽は、オリジナルの楽曲をベースに、新たにアレンジが施されています。これにより、クラシックな雰囲気を保ちつつ、現代的な感覚も取り入れられています。
3. 対応プラットフォーム
本作は、PlayStation 5、PlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox Series X|S、PC(Steam)など、複数のプラットフォームでプレイ可能です。これにより、幅広いユーザー層にアクセスできるようになっています。
fftリメイクの評価
こちらではfftリメイクの評価をお伝えしますね。
ポジティブな評価
- グラフィックと操作性の向上:グラフィックの再構築と新UIの導入により、視覚的な魅力と操作性が向上しています。
- フルボイス対応:登場キャラクターのセリフがすべて音声で再生され、物語への没入感が向上しています。
- 多様なプラットフォーム対応:複数のプラットフォームでプレイ可能であり、幅広いユーザー層にアクセスできるようになっています。
ネガティブな評価
- オリジナル要素の欠如:『Final Fantasy Tactics: War of the Lions』に含まれていた新キャラクターやシナリオが本作には含まれていないため、これらの要素を期待していたファンからは不満の声が上がっています。
- 戦闘テンポの改善余地:一部のプレイヤーからは、戦闘のテンポに関して改善の余地があるとの指摘があります。
fftリメイクの評価は? まとめ
『Final Fantasy Tactics: The Ivalice Chronicles』は、オリジナルの魅力を継承しつつ、現代の技術で再構築された作品です。新たな機能や改善点が多数盛り込まれており、シリーズファンや新規プレイヤーにとっても楽しめる内容となっています。しかし、オリジナルの要素を重視するファンにとっては、一部の変更点が物足りなく感じられるかもしれません。総じて、シリーズの新たな一歩として評価できる作品です。